アリゾナマニアの知ったか発言集III

NFLアリゾナ・カーディナルスの動向をゆるーく見守るブログ

OLB O'Brien Schofield

4巡全体130位指名。OLBオブライエン・スコフィールド(ウィスコンシン大)。背番号48。


OLB
ウィスコンシン大
身長6-2と1/4、体重221
40ヤード走4.82秒
背番号48


本来なら2巡指名級の評価だった好素材だけど1月のシニアボウルの練習中に膝ACLを断裂する重傷を負ったため4巡まで残ってました。今年は開幕前にIR入りとなる可能性が高いですが、1年目使えないことを折り込んでも獲得するだけの価値のある有望なパスラッシャー。

大学では4-3のDEだったのを3-4のOLBとして獲得したというのはここ3年のドラフトで4人目(去年の2巡コーディ・ブラウン、6巡ウィル・デービス、一昨年のクリス・ハリントン)。


2005 レッドシャツ
2006 5試合(先発なし)
2007 13試合(1先発) 8タックル
2008 13試合(13先発) 40タックル 8.5TFL 5サック
2009 13試合(13先発) 62タックル 24.5TFL 12サック

2009年はALL-Big Tenの1st-teamに選出されてます。24.5回のロスタックルは全米2位の好成績。

シーズン終了後のEast-West Shrine Gameというオールスター戦でディフェンスMVPに選ばれる活躍をしてシニアボウルへの招待を勝ち取ったもののその練習初日に膝ACLを断裂して手術。ACL断裂には少なくとも9カ月のリハビリが必要。

従兄弟がWRボビー・イングラム(ペン州立大→ドラフト2巡でCHI→SEA→KC)、DEボニー・ホリデイ(ノースカロライナ大→ドラフト1巡でGB→KC→MIA→DEN)。調べた限りではイングラムとホリデイには直接の血縁は無さそうなので両親ともにアスリートの血筋なのかも。


評価読んでると1巡指名かと思うぐらいに良いことばかり書いてあってワクワクしてきます。フットボールIQが高くて嗅覚が鋭く、スピードと爆発力がありパスラッシュが良いしタックルも良くて守備範囲が広い、しかもハードワーカーで周囲から尊敬されるリーダー。

パスラッシュは3点立ちやスタンディングから爆発的スピードで襲いかかる。OTやTEの脇に入り背の低さを活かしてパッドの下に潜り込みQBのポケットまで押し込む。手の力が強くてブロックを払いのけたりファンブルさせることができる。バックフィールドへの意識もありQBに届かないときはジャンプ力と腕の長さでパスレーンを分断する。スイムムーブやスピンムーブも時々見せるがこれは改善が必要とのこと。大学の時はダブルチームされることが多かったみたい。

ラン守備はオープンで信頼できるタックラー。スピードがあり抜群の守備範囲で常にボールに対してハッスルする。動きながらボールに爆発的に接近。体は小さいがボールに対する角度が良くタックルの時の立ち方が良い。カットブロックに対しては手を使って打ち負かし素速くリカバーしてボールを追いかける。インサイドのランに対してはサイズ不足なのでNFLのOTには常に圧倒されるのではないかとのこと。

パスカバーについては大学ではDEだったので経験不足だけど、TEやRBをカバーするのに必要なスピードは持っているとの評価。スクリーンパスに素速く気付いてQBが投げる前にRBを隠す。ただしバックペダルの滑らかさは改善しないといけなくて、優秀なWRやTEには歩幅の差でセパレートされてしまう。大学のときINTがないようにキャッチ能力は不明。

そのほかにオハイオ州立大のQBテレル・プライアー(運動能力が高いことで有名な選手)を捕まえて倒すことができる数少ない選手とか、プレーの読みが素速くランにもパスにも素晴らしい成績を残したとか、元はスペシャルチームのカバーユニットのエースだった、なども書かれてます。大学ではキャプテンをしていて、年下の同僚から尊敬され全選手とコーチからリスペクトされる天性のリーダーとのこと。

TSNの総評としては、「スコフィールドは3-4のOLBに理想的な体を持っている。サイズと腕の長さがありまだ成長できるポテンシャルがある。彼は我々にクレイ・マシューズ(GB)やラマー・ウッドリー(PIT)を思い起こさせる。2巡級の才能だがシニアボウルでの膝ACL断裂のため4巡前後に落ちそうだ。もしケガをする前の状態に回復できればかなりのお買い得であることを証明できるだろう」。


OLBは6年在籍したバートランド・ベリー(引退)と5年在籍したチケ・オキーファ(UFAのまま)が退団、今オフに加入したジョーイ・ポーター(3年契約)と加入3年目のクラーク・ヘイガンズ(契約残り2年)はともに33歳ということで後継者育成が必要。このスコフィールドと、2年目のブラウンとデービスから誰が抜け出すか競争。

サイズや運動能力の近いスコフィールドとC.ブラウンの争いは楽しみだけど、C.ブラウンは去年プレシーズンゲームでの手首脱臼で開幕前にIR入り、今年はスコフィールドが出場できるか微妙ということで不運スタート同士。