アリゾナマニアの知ったか発言集III

NFLアリゾナ・カーディナルスの動向をゆるーく見守るブログ

BAL戦のAftermath

・4th-down後に審判がボールを動かしたのはリプレーアシストの結果
・ディフェンスは相手をトータル268ヤードに抑えた
・RBデメルカドがラン78ヤード、TEマクブライドは95ヤード
・NFL全体で今シーズン初のオンサイドキック成功


□The Quarterback In Question, And Ravens Aftermath (チーム公式サイト10月29日日曜の記事)

 (日曜の記事です。内容そのままで)。


・今週のミステリーであるQBカイラー・マレイが53人枠に復帰するかどうかは、BAL戦の試合後にジョナサン・ギャノンHCが次週CLE戦もQBジョシュア・ドッブスが先発することとマレイがその次のATL戦で復帰できるか分からないと発言したことでトーンダウンした。

 この話はまだ続くだろうが、どうなるか今は分からない。ギャノンHCが今週考えを変える可能性ももちろんある。何が起こるか分からない。マレイが放出されると言う人もいるが私(筆者のダレン・アーバン)はそれはないと思っている。

 マレイはpractice windowの3週間をフルに使い、53人枠復帰はCLE戦のあとになると見ている。そのあとも1試合か2試合は出場しない可能性があるともずっと思っていた。

 オフェンスが終盤に持ち直したのは良いことだが、BALが大量リードで違うプレーを始めたことをギャノンHCも認めている。アリゾナは安定したパス攻撃を見つけることに手こずり続けている。

 カイラーがそれをもたらせるとみんなが待っているのは理解できる。


・試合前半の最も大きなストーリーラインの1つはアリゾナの4th-downトライだ。当初はRBエマリ・デメルカドが1st-downを取ったとマークされた。しかし審判団がメジャーで測ろうとしたように見えたとき1人の審判が非常に故意にボールを半ヤード後ろへ動かしたため、アリゾナがコンバートできていないことが自明になった。

 QBドッブスは「あれは混乱した」。

 ギャノンHCはリプレーアシストだったとだけ説明した。そのあと主審のウォルト・アンダーソンがPFWA(プロフットボール記者協会)レポーターのボブ・マクマナマンに詳しい説明をした。

 「リプレーアシスト・ルールにより、ビデオ映像で明確な根拠が得られた場合は事実に基づく情報を審判に提供することができる。少し遅れたのはプレー後に審判がボールを置く位置に確信がなかったからだ。そのあとreplay officialがボールが明らかに(1st-downに)届いていないと審判に伝えたので、umpire(副審)がボールを動かした。4th-downアテンプト失敗がbooth review(ビデオ判定)になるのは今年の新ルールだ。届いていないのは分かっていたがもう一度見直した」。

 (CBSの放送でもブースレビューの結果を反映したものであの審判が勝手に動かしたわけではないと言ってた。デメルカドが倒れる前に1st-downにギリギリ届いてるようにも見えたので、露骨に届いてない位置にボールを動かされたあの映像は笑うしかないくらい衝撃だけど、replay officialが判定したことなので覆しようがない)。

 (replay officialに権限があるなら、先週のLTハンフリーズの退場処分のときも映像で確認して対処してほしかったなあと)。


・新人CBキートレル・クラークはインアクティブだった。ギャノンHCは「彼はまた戻る」と試合後に言い、使いたいDBがチームにたくさんいると指摘した。トップ5はSのジェイレン・トンプソンとブッダ・ベイカー(この2人が揃って出場したのは第1週以来だ)、CBのマルコ・ウィルソン、アントニオ・ハミルトン、スターリング・トーマス、ギャレット・ウィリアムズのままだ。

 クラークは今後トーマスやハミルトンと出番を争う可能性がある。ウィルソンが今シーズン初めてローテーションで数プレー外れたことも興味深い。

 (STで外せなくなってきてるCBボビー・プライスもいるので、誰かが出場登録を外れることになる。トーマスを抜き返さないと出場登録すらされない状況。見切られたわけではなさそう)。


・ディフェンスはナイスゲームだった。オフェンスがターンオーバーされたのが響いた。それでもトータルで268ヤードしか許さなかったのは第1週以降で一番少ない。正味パスヤード138は今シーズン一番少ない。


 (インターセプト2つとも相手はアリゾナ陣で攻撃開始、2つ目は23ヤード地点からで3プレーでTDされた。1つ目も6プレーでTD)。


・終盤にオンサイドキックを成功したが、その前のTD後の2Pコンバージョンが成功していれば8点差に迫れていた。最初QBドッブスのランで成功したが新人RTパリス・ジョンソン・Jrのホールディングの反則で取り消された。


・オンサイドキックについて言うと、今シーズンのNFL全体で初めてのオンサイドキック成功だった。第8週でのことだ。Kマット・プレイターの見事なバウンドだった。

 (2回目はさすがに失敗。成功のときボールをつかんだのは新人ILBオーウェン・パッポーだった)。


・RBデメルカドはジェームズ・コナーが復帰するまでこの役割を務める。途中までは初のラン100ヤードのペースだったが最終的には20回78ヤードだった。

 (チームでラン129ヤード。QBドッブスの26ヤードを差し引いても100ヤード超えてる)。


・TEトレイ・マウブライドはザック・アーツが負傷から復帰しても1番手TEになりそうだ。

 マクブライドは100ヤードには5ヤード足りなかった。アリゾナのTEで1試合100ヤードは1989年11月のロブ・アウォルトの105ヤード以来ずっとない。


・4th-downギャンブルは2回とも失敗。CIN戦以降の最近4試合は2/12だ。


・数人の負傷者が出た。トリスタン・コロンはIR入りしたイライジャ・ウィルキンソンに代わってLGで先発したが序盤に右膝を負傷して退場。RBデイミアン・ウィリアムズはfootを負傷して退場。WRマイケル・ウィルソンは終盤のオンサイドキック成功のとき負傷してロッカールームへ下がった。

 (オフェンス2プレー目にコロンが負傷したけどデニス・デイリーが入ったので大きな影響はなかった)。

 (RBは終盤にキオンテイ・イングラムがオフェンスで使われてたから復権したのかと思ったらウィリアムズが負傷してたと。イングラムのランも悪くなかったけど正直デメルカドほどのビジョンの良さないしウィリアムズのようなカットバックのキレもないので序列下がったのが理解できた)。


・LSアーロン・・ブリュワーの妻が日曜の午前7時35分に男の子を出産した。それからブリュワーはスタジアムに来て試合出場した。チームに代役のLSはいるがメインを欠くのは良いことではない。

 (今週ホームじゃなかったらブリュワーは欠場だったかもしれない)。