アリゾナマニアの知ったか発言集III

NFLアリゾナ・カーディナルスの動向をゆるーく見守るブログ

マンデーナイトで勢いの付く勝利

・ホームのLAC戦は17-15で勝って3勝4敗
・4Qに逆転されたがRBコナーの33ヤードゲインで進んで終了間際に再逆転FG


◻︎Cardinals Get Charge Out Of 'Monday Night Football' Win (チーム公式サイト10月21日月曜の記事)

・RBジェームズ・コナーは月曜夜のLAC戦に向けて日曜夜にチームメイトの前に立って全員が全力を尽くす必要があると熱弁した。

 彼はキャプテンである。「それがjob description(職務内容)だ」(コナー)。

 だがコナーは行動で示すタイプだ。そしてこのベテランのパフォーマンスが大きな要因となりアリゾナが17-15で勝利した。Kチャド・ライランドが決勝点となる32ヤードFGを決めたが、劇的な結末をセットアップしたのはRBコナーの33ヤードのキャッチ・アンド・ランだった。

 QBカイラー・マレイはコナーについて「彼にできないことはない」。

 コナーはラン101ヤード、パスキャッチ51ヤード。さらに最初のドライブでファンブルフォースもした。デフレクトされたボールをインターセプトしたDLティエア・タートからボールを叩き出した。WRマイケル・ウィルソンが飛びついて災厄を免れた。

 それはジョナサン・ギャノンHCが強調していた「unnoticed(顧みられない)」なプレーだ。「コナーは最高だ」。

 ディフェンスはLACのQBジャスティン・ハーバートにシーズンハイの349ヤードを許した。ハーバートはジム・ハーボウHCのラン攻撃重視のオフェンスで数字が減ってはいるが、TDパスを1本でも投げていればアリゾナに悪い結果になっていたかもしれないがこの日はgoose egg(ゼロ)だった。

 CBスターリング・トーマス・Vが大きなプレーをした。LACのWRジェイレン・リーガーへのロングパスで41ヤード進んでアリゾナ陣5ヤード地点まで進まれたが後方からボールをパンチ、こぼれたボールがエンドゾーンを通過したためターンオーバーとタッチバックとなった。

 これは目に留まったはずではあるがギャノンHCの言う「unnoticed(顧みられない)」なプレーの1つだ。

 ILBカイジアー・ホワイトは「このプレーが全てを意味している。オレたちは今日は屈強で折れないディフェンスをした」。

 それだけでは十分ではないと思われた。残り時間10分6秒でアリゾナがパントを敵陣1ヤード地点に落とした。その時点で14-12のリード。LACは15プレーで77ヤード進んでKキャメロン・ディッカーがこの日5本目のFGを決めて時計を残り1分54秒まで進めた。

 QBマレイとRBコナーの番だ。

 「カイラーは今日は良いオペレーションをしたと思う」(ギャノンHC)。

 マレイのスタッツは14/26、145ヤード、WRグレッグ・ドーチへのTDパスと1インターセプト。だが勝利を決めるドライブを指揮した。ちょっとした助けもあった。2nd-and-10yでWRマービン・ハリソン・Jrがサイドライン際で落球した。しかしボールを捕れず空中で無防備なときにDBキャム・ハートがhelmet-to-helmetで激突してきたため反則で15ヤード前進。

 次のプレーでマレイがチェックダウンのボールをコナーに渡すと動き回って33ヤードゲインして敵陣22ヤード地点。さらに2回のランでディフェンダーの間を抜けて11ヤード進み、KライランドのFGトライを容易にした。

 コナーは相手に11回タックルミスさせた。「フィールドにいるときは毎回フィジカルなプレーを心がけている。日曜の夜も日曜の朝も月曜の夜も木曜も、いつでもオレはフィジカルだ」。


 (粘り強くやってればその場でボールを取り返せることもあるし、勝負所でロングゲインできることもある。粘った先にコナーのあのプレーが出た)。

 (ディフェンスは序盤パスラッシュ全然だったのにじわじわプレッシャーかけられるようになってTD無しに抑えることができた)。

 (今日はマレイのパス精度良くなかった。ナイトゲームの通算勝率が低いのはチーム成績と連動してるだけだと思うけどもっと通せたはず。でもTDランは見事)。

 (Pブレイク・ギリキンが終始良いパントを蹴ってた)。


・ターニングポイント。候補はたくさんあがローラーコースターのような試合展開で最後のドライブでのRBコナーの33ヤードキャッチでフィールドを一気に進んで勝利をほぼ確実にした。


・RBコナーは素晴らしかった。DL全体も素晴らしかった。ネイクワン・ジョーンズ、ベン・スティリ、ダンテ・スティルスがサックしてLACのランを59ヤードに抑えた。これはLACのラン攻撃のシーズン平均を大きく下回り、アリゾナのラン守備のシーズン平均も大きく下回る数字。


・QBマレイは途中までこの試合のヒーローになるはずだった。スクランブルで左サイドを駆け抜けて44ヤードのTDラン。LACのLBジュニア・コルソンに走り勝った。SF戦でのTDランと似ていた。

 「彼を抜けば良い結果になるとわかっていた」(マレイ)。


・17得点ではほとんどの試合に勝てないが、LACの先週までの平均失点13.2点を上回った。アリゾナはNFC西地区の優勝争いに復帰、SEAとは1ゲーム差。次週は@MIA。QBトゥア・タンゴバイロアが復帰予定だ。アリゾナは勝てば勝率5割に戻る。


・OLBデニス・ガーデックが膝の負傷で途中退場。後半はサイドラインで私服姿だった。CBショーン・マーフィー=バンティングは先週と同じく首を負傷して途中退場。