アリゾナマニアの知ったか発言集III

NFLアリゾナ・カーディナルスの動向をゆるーく見守るブログ

残り3分で10点差を追い付いてオーバータイム勝ち

・残り3分からTDとFGで10点差を追い付いてOT勝ち
・OTでもFG失敗のあとINTでボールを奪い返して決勝FG
・ディフェンスは4TDされたが3インターセプトが効いた
・2番手RBエドモンズが終盤にランで3回良いゲインして貢献
・FSベイカーは自陣ゴール前でINT。でもリターンTDはならず

□Cardinals Work Overtime To Topple Seahawks (チーム公式サイト10月25日日曜の記事)

・NBCがサンデーナイトフットボールに変更したアリゾナ-SEA戦は想像もしなかったショーになった。

 FSブッダ・ベイカーの100ヤード近いインターセプトリターンはDK・メトカーフに追い付かれた。QBラッセル・ウィルソンはパーフェクトなTDボムを何度も通した。しかしアリゾナもウィルソンから今年これまでの倍以上のインターセプトを奪った。NFLのライジングスターになりつつあるQBカイラー・マレイは4TDしてトータル427ヤード。

 4Q残り3分から10点差を追い付いた。オーバータイム。FG失敗、出番の少なかった新人ILBアイゼイア・シモンズが敗戦から救うインターセプト。Kゼイン・ゴンザレスの48ヤードFGが決まったのはオーバータイムの残り15秒だった。アリゾナはホームで37-34で勝利してバイウィークに入る。

 QBマレイは「こんな試合に出たことはないと思う。クレイジーな試合だった」。

・アリゾナがホームでSEAに勝ったのはQBウィルソンが新人だった2012年以来。代償もかさんだ。エースRBケニヤン・ドレイクらが負傷退場。

 ドレイクの代わりに入ったRBチェイス・エドモンズは7キャッチ87ヤード、ラン5回58ヤード。4QとOTの重要な場面で貢献。QBマレイは34/48(成功率70.8%)、360ヤード、3TD。CBパトリック・ピーターソンがインターセプトした直後にミススローでインターセプトされたがこの日のミスはこれのみだった。

 WRデアンドレ・ホプキンスは10キャッチ103ヤード。WRラリー・フィッツジェラルドは今年ベストの8キャッチで通算1,400キャッチに到達。

・SEAのオフェンスを止めた。。QBウィルソン(388ヤード3TD、ラン84ヤード)は素晴らしかったが3度のインターセプト。

 FSベイカーのインターセプトはTDになってたであろうドライブを止めた。CBピーターソンのインターセプトも相手の得点を妨げた。

・SEAのWRタイラー・ロケットは15キャッチ200ヤード3TDの大暴れ。4Qに4th-downでエンドゾーン奥につま先を残したTDキャッチ(これで10点差になった)はアリゾナの勝利の望みを絶ったかに見えた。

 QBマレイはまずTDドライブ。FGを狙ったときSEAにペナルティがあって1st-downを更新してWRクリスチャン・カークへTDパスを通した。残り2分28秒。

 ここでSEAは得点できず。ディフェンスが止めてパント。QBマレイは自陣20ヤード地点から52秒でFG圏内に入り終了間際にKゴンザレスが44ヤードFGをねじ込んだ。

・オーバータイムでもSEAの攻撃を完璧に止めた。キングスベリーHCは2nd-downで41ヤードFGを狙う決断。しかしプレイクロックが0になりそうだったためタイムアウトで仕切り直したあと左へ外した。

 キングスベリーHCは「完全な大失敗だ。幸いにも選手達が救ってくれた。私は保守的だった。私のコーチとしての仕事は最悪だった」。

 致命的になりえたが、この日ディフェンスで5スナップしか出番がなかった新人ILBシモンズがQBウィルソンからインターセプト。3INTはウィルソンの先週までの5試合合計と同じ数字。

 CBピーターソンは「オレは試合前に彼(シモンズ)に言ったんだ。『君が封印を破る試合かもしれない』ってね。あいつはやりやがった」。

 アリゾナはこのチャンスを逃さず、Kゴンザレスが決勝FGを決めた。

・SEAのQBウィルソンは「オレたちはこういう試合はいつも勝ってきた。接戦は何年も勝ってきた」。

 アリゾナのQBマレイは「夢に見ていたような試合だ。そこに参加するだけじゃなく勝ち続けないとね」。


□Ready For His Moment, Chase Edmonds Excels Against Seahawks (チーム公式サイト10月25日日曜の記事)

・エースRBドレイクが試合終盤に負傷。2番手RBチェイス・エドモンズはこの日7キャッチ87ヤード、ラン5回58ヤードの働き。

 4Q残り17秒で12ヤードランをしてKゴンザレスの同点FGに繋げた。オーバータイムでも32ヤードと9ヤードのラン。

 エドモンズは「オレのハードワークの証明だ。COVIDが流行する前から毎日欠かさずトレーニングしていた。こういう機会のためにやってきた」。

 今年エドモンズはラン1回平均6.1ヤード。パス攻撃ではランアフターキャッチが武器になっている。

・RBドレイクの負傷の続報はない。4Qの4th-and-1yで1st-down更新のランをしたとき痛めた。トレーナーの肩を借りて退場したあとカートでロッカールームに運ばれた。

・FSブッダ・ベイカーは自陣ゴール前でQBウィルソンのパスをインターセプトして相手のTDを防いだ。冷静に自らリターンTDを狙ったが100ヤード以上追いかけてきたWR DK・メトカーフに敵陣6ヤード地点で捕まった。

 ベイカーは「ラッセル(QBウィルソン)だけを見ていた。気付いたら背番号14のデカいやつが来てた。捕まったのは人生で始めてた。スピード強化の練習をするよ」。この日チームトップの14タックル。サック寸前で相手のドライブを終わらせたプレーもあった。

(メトカーフは6-4、229の巨体でドラフト時の40ヤード走が4.33秒。ベイカーは4.45秒で遅くはないけど向こうがバケモノ)。


・先週加入したOLBアイゼイア・アービングがSTでのプレーで首を負傷。固定されてカートで退場。手足に感覚はあるとのこと。

 先発DEザック・アレン(足首)と先発DEジョーダン・フィリップス(ハムストリング)も負傷退場。ILBジョーダン・ヒックスも終盤出場していなかった。

 (ヒックスの代わりに起用されたのは新人シモンズではなくタナー・バレーホのほうで、良い働きしてた。パスカバー要員で使ったシモンズがインターセプト。バンス・ジョセフDCの用兵も見事)。